5月28日(土)天野家ちゃんねるはとても意義深いものがありました。
コーナー① コスプレイヤーさん紹介
コスプレイヤーの詩月綾人さん詩月綾人(しづきあやと)さん Twitter:@b70526214はオリジナル衣装を着ての登場でした。
詩月さんは”日本の伝統色をテーマにオリジナル和装コスプレで日本の動植物や武器、宝石などを擬人化して表現するパフォーマンスチーム”「織彩色舞」のメンバーです。
各地のイベントで踊られたり、オリジナルのネイルを製造されたり、幅広い活動をされています。
コスプレがすでに一大産業、起業の起爆剤になってると感じました。
コーナー②アーティストさん紹介
兄妹うたうたいびと ななかと!
兄 TAKE 妹 七歌 http://renonn77e.wix.com/nanaka-and
七歌さんは高校生の時、自身のいじめの体験を語り、海外でも取り上げられ海外で演奏活動もされました。
そのことをピンクシャツデー実行委員会のブログで知り、twitterで私もフォローするようになりました。
蒲田で開かれたコスプレイベントに出演されることを知り、会場に赴き、ななかと!さんと実際にお会いし、演奏も聞き出演のお話しをし、実現に至りました。
「歌も歌いたいけど、自分のいじめの体験を語りたい。」とご自分から申し出られました。
アーティストコーナーで歌われた後、いじめの体験のお話しになり、引き続きピンクシャツデーのコーナーでもお話しされました。
放送中、具体的ないじめについてかなりショッキングな話も出ました。
いじめで転校を余儀なくされたり、不登校になったり、それだけでなく、大型掲示板で殺人予告を連日され、ついには裁判を起こし相手を特定し謝罪させたのです。
大人が子供を誹謗中傷し、殺人予告まで書き込んでいたのです。
大人でもネットでの誹謗中傷、まして殺人予告などで心を病んでしまい、自ら命を絶つ人もいるのです。行政が動き出すのも本当に遅かったり、動き出しても効果が出てくるまで長い時間がかかったりします。
それを中学生の女の子が家族一丸となって戦ってきたのです。
これは大変なことなのです。弁護士を通じて裁判を起こすと言ってもその間、待つ間がとても長いのです。
待っている間も書き込みは続きます、見たくなくても見ざるを得ない状況ですから、耐えがたい苦痛になるのです。
たいがいの人は諦めてしまうのです。自ら命を落とす大人の人もいるのです。まして子どもの場合、受けている衝撃は計り知れません。
こうした七歌さんのいじめに対する活動はCNNで取材されたり、ピンクシャツデー実行委員会のブログでも紹介されています。
詳しくは七歌さんのHPやブログをご覧ください。
日テレのスッキリで元アイドル殺傷事件の報道の中でもななかと!さんが取材されています。
http://ameblo.jp/kennbu6703/entry-12163606042.html
私天野も、学校裏サイトの問題で2008年4月日テレの朝のニュース番組、スッキリで阿部祐二さんに、現役の先生と一緒にインタビューされたことがあります。
その時も感じたのですが、現場の教員がネットでの被害の状況を知らなさすぎでした。
私も掲示板が荒らされたとき、それが子供でなく大人だったと分かった時、やはり弁護士を頼んで特定にまでこぎつけました。
もちろん時間がかかりました。
七歌さんの行動は、子どもでも逃げずに戦うこともできるのだということを証明してくれた良い例だと思います。
いじめられている人に勇気を与える行動だと思います。