2015年9月7日 ピンクシャツデーフィリピン+世田谷

 

「NPOカプラー ピンクシャツデーを日本に広めましょう!」の代表として、天野(カプラーの理事)がフィリピンを訪問しました。

かねてより親交のあるピンクシャツデーフィリピン代表JEREZA H.HILIS氏の要請によるものです。JEREZAとは7歳の頃からの知り合いです。

 本来日曜日の午後に子供たちが集まっているのですが、天野がどうしても仕事の都合で夜にしか到着できないことを知り、急遽子供たちの集会は学校が終わった月曜日の夕方五時から開かれることになりました。

 

いつもは60人くらいの子供が集まるのですが、30にちょっとの人数になりました。

 

 歌、踊り、いじめを経験した3人の若者の話し、家主が住まなくなった家を使っての集会でした。


 そして急遽天野はスピーチを頼まれ、しどろもどろの英語でつたえました。

NPOカプラーピンクシャツデー部門として来たこと、自身の体験、いじめを受けた人は不登校になったり、心に大きな病を受け、大人になっても十分な収入を得る仕事につけなかったりしていること、中園氏が天野のHPに悩みを書き込んだ生徒に無料でアドバイスをしてくれたこと、中園氏がピンクシャツデーを日本で普及するのに貢献したこと、今回文房具を寄付してくださった方の名前などを伝えました。

 

 

中園直樹さん、アリスねっとさん、中川明美さん、葵生川 玲さん、木村悟さん、高崎 祐子さん、大谷利金さん、米良 国興さん、篠塚忍さん


フィリピンでも写真や動画が随時UPされていくのでそちらをご覧ください。

 

ピンクシャツデーフィリピンはこちらをクリックしてください。

いただいた、文房具です。まとめるとかなりな量になりました。

本当に感謝です。

 二段目に文房具の写真があります。ここの団体では無料で勉強を教えたりご飯を食べさせたりしていますが、物が本当にありません。

 FACEBOOKでそのことを伝えたら沢山の方から文房具を寄付していただきました。

みな豊かではないけれども、互いに助け合っているのが感動です。いじめ体験者が話せる環境であることがうれしいです。

日本ではいじめ体験を語ると「暗い」「しかめっらして」とか否定的な意見を返されてしまいます。凄まじいトラウマ、フラッシュバックがあるのに、勇気を振り絞って語っているのにそのような心ない言葉を浴びせられます。体験者が容易に語ることができない雰囲気があるのです。いじめ体験者の言葉が世に出て行かないのです。

 ですから世の中に出ている「いじめ体験者で無い人の書かれた書物やら言葉」がもてはやされてしまいます。それはいじめ体験者にはさらなる辛いものになることもあります。もちろん素晴らしい書物もあります、運動もあります。

 いじめの体験者がもっと「語れる」日本になってほしいと思います。