今までの経緯

 

 2012年2月、上記の前身となる団体のメンバーであったいじめ被害・克服体験を描く小説家・詩人中園直樹さん中園直樹氏の切なる願いの元、同じくいじめ・不登校体験を持つ詩人葛原りょうさんと、学校に行けなかった経験を持つ元中学教師の天野の3人が中心となり、世田谷の不登校受け入れ鉄腕アマノ塾(和室すたじお天野家)で日本で最初のピンクシャツデーの会が開催されました。

 ピンクシャツデーの活動も、今やどんどん全国に広まってきています。 

 ピンクシャツデーとかち、浦和アリスネット、NPOカプラーピンクシャツデー部門、ピンクシャツつなげ隊、ピンクシャツデー兵庫、ピンクシャツデー愛媛、ピンクシャツデー広島、ピンクシャツデー福岡、Pinkshirt Day in Philippines、FM-JAGA、かずさFM、天野家ちゃんねるetc(連絡をいただいていないもの、政治がらみ・企業の営利売名目的の活動も紹介していません)。

 

2016.6.17NPOカプラーピンクシャツデー部門は任意団体「ピンクシャツデーを日本に広めましょう!」から独立しました。

 個人的なつながり、自然発生的なものから広まったものが大半を占めていますが、他のメディアから活動を知り広まってきたものも多くなり、任意団体「ピンクシャツデーを日本に広めましょう!」とNPOの活動の区別がつきにくくなってきました。

 対外的にも分りにくくなり混同し迷惑もかけてしまうので、NPOの一部門として独立性を残しながら支援を続けるためです。支援体制に何ら変わりはありません。

 

 今後NPOカプラー、いじめ、不登校、ピンクシャツデー部門は「ピンクシャツデーNIPPON」として、世の中のいじめの原因となる差別や偏見の無い社会を目指して、他団体や機関、個人の活動を支援していきたいと思います。

 対象とする範囲はとても広いということに気がつくはずです。

 

 子どもはもちろんのこと、高齢者への虐待、大人社会でのいじめ(職場,PTA、地域、さらにはボランティア内でも)、自殺(今一番多いのは中高年です)、人種、セクシャルマイノリティ、宗教に対する偏見による差別、障がい者への差別,,etc 

 これらの差別や偏見は人を傷つけ、死に至らしめています。

 

 大人社会での差別や偏見、いじわるを受けた人の家庭の子供がどれほど苦しい思いをしているか、そこになかなか焦点を当てて考えることが少ないと思います。

 少しでも偏見や差別が無くなれば争いやいじめも少なくなり、楽しく勉強や仕事もできるでしょう。それは社会全体を高めていくことにもなります。 

日本での取り組み

長くなりましたので、ピンクシャツデーを日本に広めましょうとしての活動(2012年〜2012年6月)を活動報告①、それ以降ピンクシャツデーNIPPONとしての活動を、活動報告②としてまとめました。